こりすのあちも

あちもストーリー

こりすのあちも表紙

こりすのあちも

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あちもはとても食いしん坊で。わんぱくなこりす。
神戸の動物園に住んでいます。
飼育係のおじさんは、いつもあちもの大好きな美味しいご飯を持ってきてくれます。

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今日もあちもは、朝からおもいっきりあそんで、おなかをすかせていました。
お昼ちかくなると、あちもは、しいくがかりのおじさんが、いつもえさをもってきてくれる方向をながめていました。

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あちもがいつもの方向をながめていると、しいくがかりのおじさんの姿が見えてきました。
あちもは今にも走り出しそうに、みがまえました。

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あちもに気づいたしいくがかりのおじさんが、あちもに声をかけました。
「あちも、そこで待っておいで。今もって行ってあげるからね」
あちもは、おじさんのいうことを聞いて、おとなしく、じっとしています。

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「あちも、ちゃんと待っていたね。偉かったよ。さあお食べ。」
しいくがかりのおじさんは、あちもの大好きな大きなぶどうや、くるみの実をえさ箱に入れてくれました。

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「やったぁー!ぼくの大好物の美味しいごはんがいっぱいある。」
「嬉しいな、おじさんありがとう」
あちもはおじさんのもってきてくれたご飯を一粒も残さずに食べました。

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お腹いっぱいご飯を食べたあちもは、とても元気になりました。
またわんぱくなこりすになって、いたずらをしたり、ジャンプしたり、走ったり・・・

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お昼から元気に遊んだあちもは、夕方になると眠くなってきました。
あちもは木の上で居眠り・・・
あちもはどんな夢をみているのでしょう。